ふふふ。DL数10倍。
また何か妄想してるの?
あっいや、前作の「Twi録β」より10倍DL数が増えた「Twiぶら」ってアプリのことを思い出してたんだ。まぁ数百が数千になったレベルだけどね。
前回の「Twi録β」の投稿からの続きね。
前回は王道から外れ過ぎたTwitterアプリ「Twi録β」を紹介しました。今回は少し王道寄りにした「Twiぶら」について紹介します。
アプリの説明
Twiぶらの説明を当時のプレイストアから抜粋します。
2ペインのTwitterクライアント「Twiぶら」
その意味は、
1.Twitter+ブラウザ
・タイムライン中のワードを自動認識。タップするだけでブラウザ検索できます。
・ブラウザ読み込み中も、タイムラインを読むことが出来ます。
2.Twitterをぶらぶら
・ユーザーアイコンやタイムライン中のワード、ハッシュタグをタップするだけで、関連するタイムラインを同時に見ることができます。
・Swapボタンを押すと上下(左右)ペインのタイムラインが入れ替わるので、自由きままなタイムラインサーフィンを楽しめます。
※4インチ以上の大型画面のスマートフォンや、タブレット型のユーザーにお勧めです。
このアプリはまだ紹介していただいた記事が残ってました。
二つの画面で、TwitterのTLを見ながら別のTLを見たり、wikipediaで調べたり、amazonで買い物できるアプリだったんだ。
4インチ以上の大型画面のスマホってとこに時代を感じるわね。
開発者天国だったTwitterワールド
さてここで当時のTwitterアプリの開発環境について昔話をしたいと思います。
「利用制限がゆるゆるで、みんなどんどん使ってよというスタンスだった」
以上。
当時はTwitter社は収益よりも広げることを第一に考えていたので太っ腹だったのです。
そしてTwitter4jという便利なライブラリもあって、Javaを理解していればTwitterサーバーとのやり取りを知らなくてもアプリが作れました。
当然Twitter APIを使ったサービスが雨後の竹の子のように出てきます。
そんな自由闊達な世界で数多くのTwitterクライアントが生まれ、用途も遠隔操作など人to人ではなく人to機械まで広がりました。
こうしてTwitterワールドは夢の世界として広がっていったのでした
夢を追った子供は大人になるとお金のことを考える
「でした」ってなんで過去形?
若い頃は夢だけで生きていけるけど、だんだん金か夢かわからなくなっていくんだ。金がすべてじゃないなんて綺麗には言えないよ
どやってるけどそれパクリだから。捕まるよ。
会社はサービスが大きくなるとどうしてもマネタイズに走ります。
大きくなると必要コストも大きくなっていつまでもボランティアでは出来ないし、お金を投資してくれた人達のプレッシャーも大きくなるし、いろんなベンチャー達が必ず通ってきた道なのです。
Twitter社の場合、それは2012年のAPI1.1の発表とともに始まりました。
参考記事が詳しいのですが
- OAuth認可が必須に→名無しさんお断り
- アプリケーションあたりのユーザー数が最大10万人→夢が小さくなった
- 表示方式の厳格化→横並びで特徴のあるアプリを出しにくくなった
細かい変更よりも「Twitter社のクライアントを独占するぞ。お前ら出ていけ」という圧が強くて、今後が不安になって撤退した開発者が多かったんだ。
Twiぶらもその中の一つだよ。
そして誰もいなくなった
今はTwitterを見るときにTwitter社の純正アプリを使う人が大部分かと思います。かつてたくさんあったサードパーティ製のアプリは次々と消えていき、残っているアプリもかつての勢いはありません。
それでTwitterがどうなったかというと、昔より閉塞的な言い争いの多いどんよりとした世界になったような気がします(個人の感想です)
オープンな世界は外向き志向を、クローズな世界は内向き志向を強めます。
Twitterがより活発になるためにも、オープンなスタンスも必要なのではないかななんて思います。
Google謹製のタブレットNEXUS7も発売されて、2画面の便利さが発揮されるところだったのになぁ。
それにAmazonのアフェリエイトもぼちぼちと。
結局あなたもお金だったのね
ぐぬぬ
最後に現在公開中の「Joty」の宣伝を。
お散歩から世界一周まですべてのおでかけ好きに贈るメモアプリ。
AIが自動でタグ付やカテゴリ分けをしてくれるんだ。
ローカル版インスタグラム+Twitter的なところもあるかな。
試してみてもらえると嬉しいな。